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レゴ バイオニクル (第2期) / LEGO BIONICLE (Generation 2)

ここでは2015年から展開中のレゴ バイオニクルの第2期シリーズをレビューしています。

概要

『バイオニクル』の名を冠する第2のレゴブロックシリーズ。 旧シリーズの終了から5年ぶりの復活となった今シリーズはマタ・ヌイとテリダックスの対決を描いた旧シリーズの続編ではなく、ストーリーと世界観を一新したリブート作品となっている。

『タフー』を始めとする『トーア・マタ』の面々や『時のマスク』の設定、『マクータ』など一部の人物・設定・名称を引き継いでいるが、 旧シリーズを知らない若年層へ配慮して「トーア達は過去の記憶を失っている」「マクータは同名の別人」と言った具合に予備知識なしに物語を楽しめるような構成になっている。

ブロック製品としては実質的な前作である『ヒーローファクトリー』に近いパーツ構成されておりアクションフィギュアとしての側面が強い。 それと同時にギアやゴム系のパーツを用いた「ギミック」が多くの製品に備わっている点が特徴的で、ヒーローファクトリーを始めとするビルダブルフィギュア系レゴブロックには無い個性となっている。

バイオニクル 2016

ストーリー

トーアの決死の活躍により、エキームはスカルグラインダーを打ち倒し『創造のマスク』を奪還する事に成功した。 マスク職人の都は再びプロテクター達の手に戻り、徐々にではあるが活気と希望がオコート島に戻ってきていた。

スカルアーミーとの戦いで傷ついたトーア達はエキームに新たな鎧と武器、そして新たな使命を授けられる。 それは古代神殿に眠る『団結のマスク』の探索で、マスクの在処はエレメントパワーを操る6体の生物『エレメントクリーチャー』が知っているという。

トーア達はヴィジョンに従い島の各地へと散らばりエレメントクリーチャーと団結のマスクの探索に乗り出した。 密林の領域を探索するレーバは密林のエレメントクリーチャー『ウクサー』と出会い、力比べをしながら徐々に心を通わせていく。 しかし突如としてトラバサミのような生物『シャドウトラップ』がウクサーを襲い、影を操る謎の敵『ウマラック』の元へと連れ去ってしまう・・・

トーア (ユナイター) / Uniters

エレメントクリーチャー / Element Creatures

ヴィラン / Villans

その他 / Others

バイオニクル 2015

ストーリー

第1章:
オコート島に住む『プロテクター』達は邪悪な寄生生物『スカルスパイダー』の脅威に晒されていた。 6つの村を代表する6人のプロテクター『ナーモート』『ヴィズナ』『コーゴット』『イゾター』『キヴォーダ』『ニルクー』は、スカルスパイダーと彼等を操る邪悪な力に対抗するべく、 太古より伝わる『英雄の予言』を再現すべく『時の寺院』に集い、『時のマスク』の力を用いて6人の『トーア』を召喚した。

召喚された6人のトーア、『タフー』『ガーリ』『レーバ』『コパカ』『オワツ』『オヌー』は、プロテクターに導かれオコート島の各地に隠された『ゴールデンマスク』を求めて旅立つ。 しかしスカルスパイダー達もまた装着者に強大なエレメントパワーを与えるゴールデンマスクを狙っている。 はたしてトーア達は伝説のゴールデンマスクを手にし、島に広がる闇を打ち払う事が出来るのだろうか?


第2章:
ゴールデンマスクの力でスカルスパイダーを退けたタフーは自らの使命を果たしたと安堵するタフーであったが、 ナーモートは「これは長く果てしない戦いと冒険の始まりに過ぎない」と言う。 タフーは戸惑うが、不意に彼の頭に不思議な声が響いた。 それは『マスク職人の都』に眠る伝説のマスク職人『エキーム』の声(テレパシー)で、彼を見つけ出し目覚めさせる事がトーアの本当の使命であるという。 声の導きに従いオコート島の中央に位置する『マスク職人の都』へと向かうタフーは、都へと延びる長い橋の上で同じ使命を負った5人のトーア達と出会う。 そして彼ら6人の前にスカルスパイダーを統べる凶暴な敵『ロード・オブ・スカルスパイダー』が立ちはだかっていた。


第3章:
トーア達は『ロード・オブ・スカルスパイダー』に苦戦を強いられるも力を合わせる事で辛くも打ち倒し『マスク職人の都』へと足を踏み入れる。 しかし安堵する間もなく突如として新たな敵『スカルウォリアー』に襲撃される。 かつて栄華を誇ったマスク職人の都は長い年月で廃墟と化し、邪悪な力によって生み出された死者の軍団『スカルアーミー』の巣窟となっていたのだ。

反撃に出たトーア達は難なくスカルウォリアーを退けるが、チームの足並みは揃わず今後の方針について対立する。 単独行動をとったレーバは闘技場を縄張りとする『スカルスライサー』に不意打ちを受けマスクを奪われてしまう。


第4章:
トーア達は秘密の墓場に眠るエキームを目覚めせる事に成功した。 しかしエキームは自身の力はまだ不完全で真の復活の為には『偉大なる鍛冶場』にある『創造のマスク』が必要であり、 マクータはそれを阻止べくマスクの破壊を『スカルグラインダー』に命じている事をトーア達に告げた。

『偉大なる鍛冶場』へと急ぐトーア達とエキームは鍛冶場の入口で強力な敵『スカルバッシャー』に道を阻まれるが、使命を見定め団結したトーア達の前ではもはや敵ではなかった。 だが、あと一歩という所でスカルグラインダーの手に創造のマスクが渡ってしまう。

狡猾なスカルグラインダーはトーア達がマスクを守ろうとしている事を察し、自身に手出しが出来ぬようあえて創造のマスクを身に付ける。 創造のマスクの力を手にしてパワーアップを果たしたスカルグラインダーに対し、迂闊に手を出せないトーア達は次々と倒されていく。 しかし、敵わない事を悟りつつもトーア達は立ち向かう事を止めない。それが自らの使命であると信じて・・・

トーア (マスター) / Masters

プロテクター / Protectors

スカルクリーチャー / Skull Creatures

プロモーションセット / Polybag


※『限定タフー・マスク/Exclusive Tahu Mask』はNYコミコン2014のバイオニクルブースにて配布。
※『5002941 ヒーローパック/Hero Pack』は海外のレゴストア等で配布。(日本未流通)
※『限定ガーリ・マスク/Exclusive Gali Mask』はレゴ本社見学ツアーで配布。