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カンセツジゲンへようこそ! - Welcome to T.B.Dimentions ! -

カンセツジゲン -T.B.Dimentions-は、管理人IGU.の運営する「レゴブロック」のファンサイトです。

サイト名にある「T.B.」はレゴブロックに用いられている"関節"用の部品『テクニックボールジョイント("T"echnic "B"all Joint)』の頭文字を取ったもので、その名が指す通り当サイトで扱っているレゴブロックは一般的な「家」や「車」ではなく、アクションフィギュアのように可動部(カンセツ)を備え、時にお馴染みのポッチを備えた四角いカタチからも大きく外れたちょっと変わり者なブロック達です。

カンセツを備えたレゴ達



スライザー / Slizer (Throwbots)


スライザーはレゴ製品の中でボールジョイント関節を始めて本格的に採用したシリーズです。
『テクニックボールジョイント』という名称は、初出であるスライザーシリーズがレゴ テクニックシリーズのサブラインだった事に由来し(後述のバイオニクルも初年度までテクニックのサブラインでした)、後続のアクションフィギュア系シリーズに留まらず今ではレゴブロックの中で最も標準的な関節規格の1つとなっています。

やや高学年向きだったレゴ テクニックシリーズの敷居を下げる事を目的に開発された為、胴体にはギアを用いたギミックを備えています。
また、当時のレゴブロックでは珍しい「対戦」をセールスポイントに据えた商品で、プラ製のパッケージをゴールに見立て、付属のディスクをフリスビーの要領で飛ばして対戦する事が可能でした。

ヨーロッパと北米でそれぞれ異なる名称と設定で展開されました。
EUでは「スライザー」の名で展開され、「発達し過ぎたテクノロジーにより荒廃した惑星を舞台に8つの種族が領土を巡って争っている」という設定でした。(日本はヨーロッパ版を基準に展開)
一方、北米では「スロウボッツ」の名で展開され、「8つの違う惑星に住むスロウボッツがその星の奇怪な生物と戦う」といったストーリーになっています。

展開時期:1999年

ロボライダー / Roboriders


テクニックボールジョイント搭載シリーズ第2弾。その名の通りバイクをモチーフとしたシリーズです。
バイクを模したデザインの関係でスライザーと比べるとアクションフィギュア的な要素は控え目で、テクニックシリーズにキャラクター性をプラスしたような印象。
ロボライダーはホイールを飛ばすギミックを共通して備えており、ホイールにはキャラクターの絵が彫り込まれています。

物語の舞台は電脳空間で、ロボライダー達は電脳空間を破壊するコンピューターウィルスに対抗する為に生み出されたとされています。
独特な世界観を持ちますが、ホイールに描かれたキャラクターの意味や、大型モデルのボス・ロボライダーのプロフィールが(敵か味方かも含めて)が一切語られず、物語面では多くの謎を残すシリーズでした。

展開時期:2000年

バイオニクル

バイオニクル / BIONICLE

スライザーとロボライダーで得たノウハウを生かして開発され、北米(カナダやアメリカ)を中心に爆発的な人気を博したシリーズです。
人型に近いヒロイックなデザイン、壮大なストーリー展開、不思議な力を持つとされる神秘の仮面「カノイマスク」の登場などにより、キャラクター性・物語性・コレクション性が大きくアップしました。
初期の製品はレゴ テクニックのパーツ(ギア等)によるバトルギミックが特徴で「お互いのカノイマスク(またはウィークポイント)を狙って攻撃し、先に相手のマスクを落とした方が勝ち」という遊びが盛り込まれています。
その後、2006年頃を境に「ギミックで遊ぶおもちゃ」としての側面は薄れていき、以降はより「アクションフィギュア」としての特徴を強く押し出した路線へとシフトしました。

メディアミックスを念頭に置いた展開がなされたのも特徴で、物語は児童向け小説・マンガ(発売元は大手アメコミ出版社「DCコミックス」)・映画・FLASHムービー・ゲームなど様々なメディアで語られました。
また、ブロック以外の多様なグッズが発売されたのもテレビゲームやカードゲーム、ランチボックス、シューズ、ハロウィン用のコスチュームなどなど様々なキャラクターグッズが発売されました。
バイオニクルで培われた商品開発・メディアミックス・外部企業からのライセンス製品発売などのビジネスモデルは、その後のレゴ社の商品展開に大きな影響を与えています。

展開時期:2001年~2010年
ヒーローファクトリー

ヒーローファクトリー / Herofactory


バイオニクルで確立した組み換え可能なアクションフィギュアとしての仕組みを引き継ぎつつ、更にブロック玩具としての遊びやすさを追求し洗練させたシリーズです。
腕や脚をテクニックボールを備えた「フレーム」と、それに取り付けられる「アーマー」、アーマーの上に取り付けられる「装飾パーツ」の3種類に分けた『CCBS』(Character and Creature Building System)と呼ばれる規格に刷新する事でブロックとしての汎用性と遊びの幅が広がりました。

このシリーズのヒーロー達は、平和を守る企業「ヒーローファクトリー」に所属する自我を持つロボットで、ヴィランと呼ばれる犯罪者達や市民生活を脅かす怪獣やエイリアンと戦います。
SFでありつつファンタジーの色も強かったバイオニクルに対し、近未来的な世界観が特徴で、キャラクターのデザインもアメリカンコミックのヒーローやヴィランを思わせます。

展開時期:2010年~2014年

プロフィール

HN IGU.
所在地 首都圏
Twitter ID @IGU_LEGO
好きなもの レゴブロック ・ メダロット ・ メカ生体ゾイド ・ 園芸
レゴとの出会い 5歳の時、従兄がくれた十数個のパーツでレゴと出会う。
その後、2001年配布のレゴカタログでバイオニクルを知り、友人宅で初代トーアに触れるもその時は目覚めず、翌年発売されたボロックのヌーボックに一目惚れしバイオニクルデビューを果たす。