70784 レーバ:マスター・オブ・ジャングル / Lewa: Master of Jungle
製品情報
発売日 | 2015年4月3日 |
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価格 | 2280円(税抜)
※クリックブリック店頭販売価格 |
パーツ数 | 85ピース |
パーツリスト | BrickLink ※外部リンク |
備考 | クリックブリック限定商品。
米国では2015年1月1日発売。$14.99(税別) |
キャラクターバイオ:レーバ マスター・オブ・ジャングル
レーバは本当に向こう見ずで、いたずら好き。彼のひねくれたアプローチは諸刃の剣で、仲間からは好かれも嫌われもしている。彼のやり方は新しいトラブルを招く一方で、時としてピンチを打開する策となるからだ。
Lewa is a true daredevil, a cunning rogue whose foolhardy manners have often gotten him into trouble. His rebel approach is a double-edged sword that the other heroes both love and hate. On one hand, Lewa finds new ways, on the other these ways sometimes lead to new trouble!
マスク | 密林のマスク / Mask of Jungle
密林のゴールデンマスク / Golden Mask of Jungle |
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武器・装備 | バトルアックス / Battle Axes
X-グライダー / X-Glider ソード / Swords |
得意技 | ブレードフライト / Blade Flight
クリーブスプリット / Cleave Sprint |
キャラクターバイオ:ブルースカルスパイダー
ブルースカルスパイダーは生命力が強い生き物だ。驚くほどにタフで時にオヌーをも打ち倒すほどである。
The blue skull spiders are some tough critters. They have been known to survive incredible things. Such as a falling Onua.
カタログ紹介文
レーバで凶悪なスカルスパイダーに立ち向かえ!
密林の戦士が空へ駆け上がるよう2つの機能を備えたX-グライダーでパワーアップさせよう!瓦礫の上を這うスカルスパイダーを発見したら、X-グライダーを2振りのバトルアックスに素早く組み替えて奇襲しよう。
もし、レーバのマスクを奪おうとする手癖の悪い生き物が取り付つこうとしてきたら、背中のギアを回し2本の剣を振るって応戦だ!貴重なゴールデンマスクを邪悪な勢力から守る為に激しい戦いが君を待っている!
コミック
インスト(取扱説明書)とパッケージ裏にはショートコミックが掲載されています。
レイアウトは異なりますが内容そのものはプロテクター・オブ・ジャングルのインストに掲載されているものと同一です。
「ゴールデンマスクの聖域に到達したプロテクター・オブ・ジャングルとレーバ。スカルスパイダーの群れに襲われるも、ゴールデンマスクを手にしたレーバが反撃。勝利を収め(エキームの探索へと旅立つ)レーバに武器を託す」といったストーリー。
パッケージ
パッケージは旧バイオニクルのようなプラスチック製ボトルでも、ヒーローファクトリーで長く採用されていたチャック付きのビニールパックでもない紙製のものに変更されています。 紙はレゴブロックのパッケージ素材としては最も標準的ですが、その形状は他のシリーズと異なり角が取れたバイオニクルシリーズ独自のデザインになっています。 画像では見えませんが天面は吊り下げ販売用の穴を出す事ができるようになっており、他のレゴシリーズと異なりフィギュア売り場での販売も意識している事が伺えます。
ボックスアートはゴールデンマスクの聖域を背景に、巨大のツタを滑り下りる『レーバ/Lewa』と無数の『ブルースカルスパイダー/Blue Sukll Spider』が描かれています。また、よく見ると奥の方に『ロード・オブ・スカルスパイダー/Lord of Skull Spiders』もいます。
メインモデル
『トーア/Toa』はバイオニクル世界において「英雄」を意味する言葉ですが、新シリーズでは『マスター/Master』とも呼ばれています。
旧シリーズでは『レーバ』は大気属性のトーアとされていましたが、新シリーズでは「植物属性のトーア(マスター・オブ・ジャングル)」に改められています。
植物と意思疎通をする能力を持つ他、かつて大気属性であったことを意識してか、風を操る能力を有しています。
さて、そんな『レーバ』ですが、逞しさを感じさせつつスラッとしたヒーロー体型ですね。
胸から肩にかけての特徴的なアーマーは、ちょっとゴツめのパラシュート用ハーネスのようにも見えます。
腕のコネクタ(後述の『アドレナリンモード』時に使用)や脛裏のフレームがちょっと目立ちますが、他はフィギュアとしても及第点かなと思います。(腕のコネクタは使わないときは取っちゃうのもいいかも)
カラーリングは「明るい緑(ブライトグリーン)」「濃い黄色(ブライトライトオレンジ)」に「銀(フラットシルバー)」を合わせるという構成。
旧シリーズでは原色の緑色(グリーン)や黄緑色(ライム)が用いられていましたが、黄色系の色が入るのは初めてですね。
アーマーや装備品を外すとこのような感じ。 武器を含め全体的に左右対称な構成になっています。
バトルモード
メインウェポンである2振りの『バトルアックス/Battle Axes』は、どんな密林も切り開ける程の切れ味を持ちます。
武器が斧である点は初代レーバ(ちなみに開発段階での仮称はその名もズバリ『アックス』)を思わせてナイス。武器そのものも長さが20cm以上と大型で中々迫力があり、カッコいいです。
アドレナリンモード
バトルアックスを分割した『X-グライダー/X-Glider』を腕に装備する事で、もう1つの形態『アドレナリンモード/Adrenaline Mode』となります。この形態のレーバは空を飛ぶ事が可能となり、2振りの『ソード /Swords』で素早い斬撃を繰り出す事もできます。
戦闘よりも移動に適した形態であるため、アニメやコミックではこちらがデフォルトの姿であるように描かれている事が多い印象です。
旧シリーズでは浮遊能力のカノイマスク『ミル』のパワーで飛行していた印象が強いですが、新シリーズではマスクの能力が改定されているので、旧シリーズのトーア・ワカマのようにツールに組み込まれたの機能によって飛んでるようです。(風を操る能力はあるので上昇気流を起こしたりという事はしているかも?)
ギミック
「マスク」「インナーヘッド」「目」はそれぞれ別パーツになっていて、マスクパーツは脱着が可能です。 インナーヘッドはバイオニクル用の新型パーツが使用されており、マスクは「こめかみ」に開いた穴にマスクのジョイントをはめ込む独自の接続方法になっています。
目の色は「透明緑(トランスネオングリーン)」で、後頭部(クリアパーツの後ろ部分)を押すとマスクが外れます。 また、クリアパーツは集光パーツの役割も兼ねていて、光に透かすと目が光っているように見えます。
レーバのマスクは他のトーアと比べると旧版から大幅にアレンジされており、一見すると全く別物のように見えますが、張り出した顎当てなどに旧版の面影を見る事ができます。
あと、アニメやコミックでは丸い部分が口っぽく描かれていますが、マスク下のインナーヘッドの口の位置との関係を見るに、丸い部分は顎当てで、その上のスリット部分(赤線を引いた部分)が本来の口のようです。
胴体内にはギアが組み込まれており、背中の黄色いギアを回すと両腕がスイングするギアギミックがあります。
旧バイオニクルでは胴体を兼ねた専用のギアボックスが用いられていましたが、新シリーズでは汎用的なギアボックスをヒーローファクトリーのフレームに装着する方式になっています。
小さなギアを噛ませることでほどよい負荷ける構造になっており、ポージング時に腕が垂れさがったりしないよう工夫がなされています。旧シリーズではギアに連動した腕がプラプラしてしまうという欠点がありましたが、新シリーズでは上手く改善されていて好印象です。
旧シリーズではギアギミックを備えた製品同士でマスクを叩き落とし合う「バトル」が出来ましたが、新シリーズでも(一応)可能です。
ただし旧版よりもマスクが外れにくく、関節部で打撃の威力が殺されてしまうので難易度は高め。どちらかというとロールプレイ用のギミックな印象です。
ゴールデンマスク
『70784 レーバ:マスター・オブ・ジャングル』にはボーナスパーツとして『密林のゴールデンマスク/Golden Mask of Jungle』が付属します。
ゴールデンマスクは強力なエレメントパワー(大自然の力)を秘めており、前期シリーズではこのゴールデンマスクをオコート島から探し出す事がトーアの最初のミッションとなります。
そして、ゴールデンマスクはオコート島の『時の寺院/Temple of Time』に眠る伝説のマスク職人『エキーム/Ekimu』のテレパシーを装着者に伝える力も秘めており、後期シリーズではエキームの導きに従い失われた『創造のマスク/Mask of Creation』を探し出す事が新たなミッションとなるようです。
スカルスパイダー
『70784 レーバ:マスター・オブ・ジャングル』には『ブルースカルスパイダー』が付属します。 ブルースカルスパイダーには尾が付いたタイプと付いていないタイプがありますが、『レーバ』に付属するのは尾が無いタイプ。(尾が付いたタイプはオワツやプロテクター・オブ・ストーンに付属)
スカルスパイダーはトーアやプロテクターの顔に取り付ける事ができます。 「マスクに取り付く敵」というと旧シリーズのボロックの『クラナ』を思わせますね。ドクロの意匠が施された凶悪そうな面構えで、マスクとしてもかなりカッコいいです。
比較
同クラスのトーアと比較するとこんな感じ。このクラスでは標準的な身長とスタイルですね。
たまたま手元にあった初代レーバと比較。初代と比べると新シリーズ版の方が2回りほど大柄ですが、旧シリーズのレーバもファントーカ版はこれくらいの大きさなので、際立って大きいわけではないです。(旧シリーズは時を経るにつれ大型化していったので、シリーズ全体を通して見ると初代トーアは相対的に小柄な部類)
ポージング
各関節がボールジョイント接続になっているので様々なポージングが可能。
四肢には目立った干渉個所は無いですが、マスクの顎部分がやや胸アーマーに干渉気味なのと、背中にギアボックスを背負っている関係で上を向きずらい感じです。
前者は胴アーマーをちょっと浮かせる事である程度誤魔化せますが、後者は飛行ポーズを取る時にちょっと気になるかも。
コンビネーションモデル
同シリーズの『70778 プロテクター・オブ・ジャングル / Protector of Jungle』(以下『ジャングル』)と組み合わせるとコンビネーションモデル(合体モデル)を作る事が出来ます。
レーバの場合は、『ジャングル』の武器『エアフレイムボウ』とアーマーをアドレナリンモードのレーバに装着した姿になります。(公式サイトの説明書では『ジャングル』の『センサーテイル』もレーバに付けるよう指示されていますがパッケージ裏のイラストでは付いていなかったので今回は省略)
ゴールデンマスク発見後の「『エキーム』の導きで『創造のマスク』を探す」という新たな冒険は6人のトーアのみで行わねばならず、彼らを送り出す際にプロテクター達が自分の持っている武器をトーア達に託す事でこの形態になるようです。(アニメ版ではゴールデンマスクに付け替えるのみ)
『エアフレイムボウ』は大きめの武器なのでレーバに持たせても様になりますね。肩にアーマーが追加された事によってちょっとだけ逞しい印象にもなります。(ちなみにこの形態になると『ソード』は余りパーツとなります)
総評
お気に入り度 |
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オススメ度 |
コストパフォーマンス |
細マッチョなスタイルとハッタリが効いたバトルアックスがステキ。
旧版と比べてデザインはかなり変わっていますが、個人的にはこれはこれでカッコいいと思います。緑色のキャラクターは地味な感じになりがちですが、ほど良く黄色や銀色が入っているのと、先にも述べたバトルアックスの存在感のお陰で中々ヒロイックに仕上がっています。
パーツ面ではちょっとクセのある色が多め。ですが、逆に今後「緑系を攻めたい」という人は緑系のパーツを集めるという意味では『ジャングル』よりも優秀なので入手しておいた方がいいと思います。