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ファイヤースライザー・サーベラス / Fire Slizer: Cerberus

設定

名称 サーベラス / Cerberus
種族 ファイヤースライザー
好きなものごと 不明
苦手なものごと 不明
武器・装備 大型パワーアーム x1
小型パワーアーム x2
複合センサーヘッド x2
ヒートブレード ×2
火炎放射器 ×4
ディスクスロウアーム x1
プラグテール x1
体力 / Strength
10
1
5
8
9
1
10
7
3
1
55/100
知力 / Intelligence
速度 / Speed
耐久 / Endurance
地位 / Rank
資質 / Charisma
勇気 / Courage
火力 / Firepower
特殊 / Element
技術 / Skill
合計 / Total

スライザー星の炎の領域に穿たれた大穴『ヘルズゲート』はファイヤースライザーの巣窟であり、彼らによって装甲化された鉄と炎の要塞である。 社会性昆虫のような生態を持つファイヤースライザーは各々が役割に応じた形態をとるが、 ヘルズゲートの最下層を守護するサーベラスは閉鎖空間での戦闘に特化しており、眷属の中で最大級の体躯と強力な格闘武装を有する。

普段は小型パワーアームを翼のように展開し、アーム先端にある複合センサーヘッドで索敵を行いながら巡回を行う。 敵を見つけるとアームを転換し戦闘形態へ変化し、あらゆる金属生命体を粉砕する大型パワーアームや 耐熱合金も溶断するヒートソードを用いた格闘戦で障害を排除する。

個よりも種族全体の益を尊ぶファイヤースライザーの中でも取り分け自我が希薄であり、常に敵の攻撃を全く恐れずに立ち向かう。 一説にはヘルズゲートの最深部にサーベラスを操る者が居るとも言われているが、 ヘルズゲートから生還できた者が皆無であるため真相は定かではない。

コメント

今回は『ファイヤースライザー』のリメイク作品です。 4年前にも同キャラクターのリメイク作品はやっていますが、 当時から「ファイヤースライザーは蟻のように役割に応じて様々な形態を持つ個体が存在する」という構想で作っていたので、ようやく作業が構想に追いついた形です。

デザインに関してはオーソドックスなリメイクは前作が既に最適解だと思っているので 今回は元ネタのデザインをトレースする事よりもキャラクターとして必要な要素を盛り込むことを優先しています。 前作の『トーチ』は施設(巣)の外を巡回したり敵地に乗り込む個体のイメージだったのでサーベラスは逆に施設中枢の守護者にしようと考えました。

デザインにおいて最も影響を受けているのは東宝の特撮ロボット映画『ガンヘッド』に登場する敵役メカ『エアロボット』でした。 映画本編は見たことないのですがWEB上ですごくカッコいいレゴ再現モデルを見かけて以来好きなメカで、 重機風のボディ、パワーアーム、脚のクロ―などに影響が見て取れると思います。 (実は前作のトーチも同映画の主役メカ『ガンヘッド』を参考にした部分があるので ファイヤースライザーは両機とも映画ガンヘッドの影響が少なからずあることになりますね)

ただエアロボットまんまではオリジナル作品としては面白くないので、 「拠点を守る」という点から冥府の番犬である「ケルベロス」と洞窟で宝を守る「ドラゴン」の要素を加えています。 小型アームの先端にロボライダーのヘッドパーツがあるのはケルベロスの三つ首を、 大型アームのヘッド部分はドラゴンの顔をイメージして造形しています。

またエアロボットより前後長を伸ばした方がバランスが良くなりそうな感じがしたので尻尾やシリンダーを付けて奥行きを出しています。 最終的には「ブレイクドラモン(デジモン)」「ショベルギドラ(メタルマックス)」「ドラゴギラ(ロボポン)」「デスギドラ(モスラ)」等々あたりを参考にしつつバランスを整えました。

制作時期:2018年12月頃
掲載日:2019年1月3日