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テラーバイト/Terror Bite

設定

名称 テラーバイト/Terror Bite
種族 ミュータントダイノ族
好きなものごと とにかくデッカいもの
地熱岩盤浴
苦手なものごと 寒さ
武器・装備 マグマフレイル
体力 / Strength
10
7
6
8
10
10
9
4
7
3
75/100
知力 / Intelligence
速度 / Speed
耐久 / Endurance
地位 / Rank
資質 / Charisma
勇気 / Courage
火力 / Firepower
特殊 / Element
技術 / Skill
合計 / Total

チーマの地中深く、そこには地底世界「インナーワールド」が存在する。
そこは『"チ"の死すところ』と呼ばれ、カボラ山から湧き出た"チ"の水が最後に流れ着く『"チ"の黄泉』がある場所と伝えられている。 "チ"の水はライオン神殿で"チ"の球(チ・スフィア)に精製されその力の大半を失うが、僅かに残された"チ"の力は永い月日をかけて"チ"の黄泉に蓄えられているという。
そしてその力はチーマに"チ"がもたらされるより遥か昔に絶滅した太古の生物をアニマル戦士として蘇らせた。

ミュータントダイノ族はインナーワールドの中でも最もチの影響を強く受けた種族で、 鎧のように硬く黒い皮膚、禍々しい赤い瞳、するどい角など、その姿はかつての姿から大きく変容を遂げている。

そして、そのミュータントダイノ族を統治しているのが「恐怖の牙」という意味の名を持つテラーバイトである。
巨大な身体には圧倒的な力だけでなく、その体躯に見合わぬ俊敏さと知略を秘めており、その姿はインナーワールドにおける恐怖そのものである。

コメント

2000年代前半、組み換え玩具の衰退を恐れたレゴ社は「より簡単に」「より大きく」「より邪悪に」をスローガンに従来とは全く異なる路線で製品開発が行いました。 2005年に展開されたレゴ ダイノアタック(EU圏では「ダイノ2010」の名で発売)シリーズはアクションテーマラインにおけるこの路線の最終形態といえる製品で、簡易で・巨大で・邪悪な恐竜のフィギュアが特徴のシリーズです。(ついでに北米版は超戦闘的)
シリーズ目玉である恐竜フィグは拡張性が低く(ゼロではない)、ファンの間では作品に組み込みづらい事で悪名高いアイテムです。

今回の作品「テラーバイト」はレゴ ダイノアタックシリーズの中でも最も巨大で扱いづらいと評判(苦笑)のミュータントT-REXのフィギュアを組み込んだ作品です。
ミュータントダイノのフィグはとにかく扱いづらいのですが、(ブロック玩具としての是非を脇においておけば)造形自体はそこまで悪くはなく、 SFチックなデザインはバイオニクルやヒーローファクトリーと親和性が高そうだったのでそれらのパーツで鎧風のボディ作り、生身の部分に恐竜フィグのパーツを使う方針で組み上げています。

頭部はそのまま胴体に装着すると浮くので、赤と黒のヒーローファクトリーのアーマーパーツを使って首を作っています。 実は首というのは作品のイメージ付けをする上で非常に重要な部位で、筋肉質でパワフルなイメージの作品の場合は太く逞しい首がしっかりと見えるデザインにしておくことが大事だったりします。

胴体はヒーローファクトリーの様々なアーマーパーツを組み合わせて作り上げています。
胸に使っているアーマーはプリント入りのものと無地のものとで迷いましたが、無地だと些か単調な印象だったのでチーマのウォリズに入っていたプリント入りのものを選択しています。 見ようによっては銃痕のようにも見えるので実は密かに気に入っています。

一番苦労したのは脚で、大きな作品に不慣れなこともあり自立するよう組むのにえらく苦心しました;
恐竜フィグの「牙と角はタン(ベージュ)」というカラーリングも曲者で、普段使うような牙や爪パーツを使えなかった(殆どが白でタンは少ない)ので、カーブスロープパーツで1から作りました。

カラーリングは生身部分はヘッドパーツのカラーに合わせて赤・黒・タンに、鎧部分をガンメタルになるようにしています。 クリア部分にクリアパープルを用いているのは、赤だと生身部分と色が被り、タンは手持ちのパーツが足りず、青だとヒロイックな印象になってしまい、 グリーンだとアウトランド系の種族(サソリ族、クモ族、コウモリ族)の色と被ってしまうため。

ちなみに名前は、チーマのネーミング法則に則り(ライオン族なら「L~」、ウルフ族なら「W~」)ティラノサウルスの「T」から始まるものしてみました。 設定欄にも書きましたがテラーバイトのテラー/Terrorは「恐怖」、バイト/Biteは「(爬虫類などの)噛みつき」という意味で、全体の響きはデータ容量を表すテラバイト/Tera Byteにちょっとかけてたりします。